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【レポート】DURA-ACE 9070 Di2テストレポート

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たくさんの方が首を長くして待っていただいているDURA-ACE 9070 Di2を、世界に先駆けてアッセンブル&ライディングしてきました。
全国の選ばれた60店舗が宮古島に呼ばれ、販売店としては世界に先駆けて、いち早く9070 Di2のレクチャー&テストライドを行いました。
インプレッションを簡単にご報告させていただきます。
●11スピード化。いよいよDi2も11スピードに。
今回は宮古島を周回する60kmコースをゆっくり走行しましたが、多段化の恩恵ははっきりとありました。いままで欲しかったギアが使える、低速になってもケイデンスを保てるなどなどギア増加はどんなサイクリストにも恩恵がありそうです。

●重量削減
コンポーネント全体で2049gと、ワイヤー式の9000系よりも軽い!つまりシマノコンポーネントの中では最軽量になります。とりわけSTI部分はワイヤー式に比べて非常に軽くコンパクト。必然的にハンドリングが軽くなる上に、手の小さなライダーや女性ライダーにやさしい。フーデット部分も7090系Di2より、手になじみやすく感じました。クランク部は9000系と共通ですが、変速フィールはもちろんサイコー!

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●フロントディレイラーも微調整可能に!

従来リアディレイラーのみが変速調整後もボタンで微調整が可能でしたが、9070よりフロントディレイ
ラーも微調整が可能になりました。これはもしフロントのチェーンリングが摩耗してきても微調整をすることで、チェーン落ちを防ぐことができるそうです。心強い設計です。
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●スッキリしたバイクづくりが可能!
従来型ではどうしても目立っていたワイヤーハーネス(いわゆる電線ですね!)ですが、極力目立たせない工夫がされています。フロントディレイラーのパートではパーツの裏面に配線がきてクリップで固定できるようになっていますし、ハンドルバーからコントローラーまでのパーツも従来は一体型でしたが、今回から別パーツになり、ハンドル幅やレバークランプ位置によって長さを替えることが可能に。さらにコントローラー自体もステム下に取り付けることになり、専用のスタイリッシュなベルトパーツで固定するようになっています。もちろん取り付け後も簡単に外すことができます。タイラップで留めたりしません!(笑)
リアディレイラーも従来は後方に大きく出っ張っていましたが、写真のように一見するとワイヤー式と見まごうスタイリッシュさを実現しています。
最高グレードのコンポーネントに似つかわしい美しさを醸し出すことができます。
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●究極のストレスフリー
ワイヤー式と違い、ボタンを押すだけでいとも簡単に変速する訳ですが、レバーがボタンにかわるだけで、こんなにシフトが楽になるのか!と驚くのが電子制御シフトの凄いところ。今回のライディングでも、無意識に路面コンディションに合わせてシフトをバンバン行っていました。宮古島は基本フラットですが、非常に風が強く、たまにアップダウンがあり、そこに向かい風が加わったり追い風を受けたり、目まぐるしく状況が変化しました。その都度頻繁にシフトをしており、しかもそれが無意識に行われている・・・。もちろんワイヤー式でも慣れれば同じように変速しますが、もしログをとることができるなら・・・とりわけ疲れているときなどはワイヤー式は変速頻度は減っているはずです。そんなときにもDi2なら、まったくストレスを感じずにシフトを続けていることでしょう。気がつけば変速を終了している・・・。一度味わったら病み付きになりますよ!
●高い拡張性
アルテグラDi2から、PC接続によるファームアップができるようになりましたが、9070も当然可能です。ファームアップはもちろんのことシフトの調整も可能です。今回は多段シフトに対応しており、レバーを押し続けるとババババババっと一気に変速します。またPCに繋いで調整することで2段シフト、3段シフトにすることもできるようです。
そしてなにより!写真にある拡張スイッチのポートですが、左右で合計6個のポートがあります。最上部の1個はメインスイッチに接続、その下の2個はデフォルトではダミープラグが挿入されており、そこにTTスイッチ、スプリントスイッチ、ハンドルバー上部のスイッチなど、車種と目的に応じて追加アッセンブルすることが可能なのです!アルテグラDi2は1カ所のみでしたが1ソケット増えたわけですね!
これは凄い!

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これははっきり言ってかなりのスペックアップ!買いです!(って言ってもまだもう少しかかるんですけどね・・・)
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LOOK社製の新型ロングライドエンデュランスバイク「KG675」に取り付けましたが、本当にすっきり、KG675の超快適なフィールも相まって最高のライディングとなりました!
この快適さを是非お客様にお伝えしたい!
このバイクはストアに試乗車として置かせていただきます。まずは店内で操作フィーリングをお試しいただけるようにいたします。到着まで2週間ほどかかりますので、しばしお待ちくださいませ!
今回THE BIKE JOURNAL様からインタビューを受けていますのでこちらも合わせてご覧ください!
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