JOY BIKE、今年最後のツアーを催行しました。
「暮れゆく街並み 奈良佐保・佐紀路ツアー」です。
このところ週末のたびに天気が悪かったのですが、この週末もはっきりしない天気となり、中止すべきかどうか非常に迷いました。しかし、このコースを是非皆さんに走っていただきたいという思いで、催行することにいたしました。
当ツアーにお集まりいただいたのは、最終8名(女性2名)となり、タイトル通り、古都の雰囲気を感じながらの楽しいツアーとなりました。
集合地点からすぐ、いきなりの坂を上ると、「奈良少年刑務所」のレンガの美しい建物が見えてきます。細部まで凝った造りとなっており、何度見ても感動します。
「般若寺」(楼門が国宝)の前を通過し少し行くと、「奈良豆比古神社」があります。とても古い神社なのですが、ここの見どころは建物裏手にそびえる樟の木です。奈良県の天然記念物に指定されており、高さが30m、樹齢1000年とのことで、参加者の皆さんも、その迫力にビックリ。
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少し戻った角を曲がると、ここから「歴史の道」の石標に導かれるように、佐保路が続いています。このあたりは「奈良坂」の一番高いあたりで、「黒髪山」といいます。細く、曲がりくねった道です。やがて奈良自転車道に入り、長い下りにかかり、国道24号線をくぐって「うわなべ、こなべ古墳」へと向かいます。
古墳を回り込むようにして自転車道をたどります。きつい上りをクリアし、さらにその先の「磐之媛命陵」に沿った道を走ります。どのような人がこの下に眠っているのでしょうか?
奈良にはたくさんのため池がありますが、中には不思議なものも。池の中に立つミラーです。皆さんで色々と考えますが、答えはいまだ出ていませんので、来年のJOY BIKEに参加し、現地で考えてみてください。
昔の貴族が舟遊びを行ったといわれる「水上池」を巡ります。その向こうには、先ほど通ってきた古墳が横たわります。やがて平城京に出てきました。しかしなにやら警察官やら、制服を着た人たちがたくさん立っています。「皇太子さんが通られるんです」とのこと。どうやら奈良で植樹祭が行われており、そのために奈良においでになられているようです。ちょうどこの平城京資料館で昼食をとるつもりなので、タイミングが良かった。待つ間に資料館の中を見学です。ガイドから興味深い説明を受け、しばし耳を傾けます。「教養も身に着くJOY BIKE」ですね(笑)。
それぞれに昼食の時間を過ごします。やがてパトカーの先導で、皇太子さんがやってきました。私もカメラを構えて、、、パチリ!、、、やった〜、うまく手を振っているところを撮ることができました。
さて、午後からのツアーを再開します。少し気温が下がってきたようで、走れば暖かくなります。このあたりからが佐紀路となり、古墳が連続する「佐紀盾列古墳群」(まるで盾のように古墳が連続して並ぶという意味)のエリアに入ります。古墳と古墳がひっつくようにしている間を、自転車で駆け抜けます。おそらくここでしか経験できないツアーでしょう。
曲がりくねった路地を走ると、「秋篠寺」の山門前に出てきました。ここには「伎芸天」という美しい仏像があり、拝観しました。その名前から、芸能関係者がよくお参りに来るそうです。
西大寺を過ぎ秋篠川に沿った奈良自転車道を南下します。やはり車の入ってこない道は安心して走れますね。遠くに森が見え、それが唐招提寺です。さらには薬師寺に至ります。薬師寺のふたつの塔が、美しく水面に映る場所へ皆さんを案内しました。それが「大池」と呼ばれる灌漑池です。この日は水面が波立ち、きれいな逆さまの塔が見えませんでしたが、古都の雰囲気は味わっていただけましたでしょうか。
さて、ここからは奈良の街中を抜けていかねばなりませんが、できるだけ裏道を選んで走ります。ほぼ佐保川に沿った道を走り、最後は東大寺の転害門あたりに出て、このツアーも終了となりました。
参加いただいた皆様、お疲れさまでした!
小沢記

