万能、快適、ロードバイクの楽しみを広げる。Cannondale Synapseがフルモデルチェンジ!
2006年の登場以降、Cannondale(キャノンデール)のエンデュランスロードとして愛されているSynapse(シナプス)。
横方向に扁平したチューブ形状で振動を吸収し、路面追従性を高める「SAVEテクノロジー」も、初代Synapseから始まりました。
そんな歴史あるSynapseが、走行性能をさらに高めつつ革新的なライトとレーダーを統合した新システム「Smart Sence」を搭載してフルモデルチェンジを果たしました!!
今回のフルモデルチェンジではそのSAVE形状は採用されず、カムテール形状でエアロと反応性を強化し、ジオメトリーもほんの少しレーシーに。とは言え快適性を犠牲にしたわけではなく、進化したカーボンレイアップによって以前と同等以上の快適性を獲得しています。
タイヤクリアランスは最大35mmなので、快適性重視の高い太いタイヤや、ブロックパターンのグラベル用タイヤが使用可能です。トップチューブ、ダウンチューブ裏にはボトルケージ台座が用意され、様々なライドスタイルに対応する拡張性を備えた一台に進化しています。
BBはBSA(ねじ切り)タイプへ。BB30の優位性である軽量・高剛性よりも、Synapseに乗るライダーが求める耐久性やメンテナンス性に優れる規格となりました。
そして注目すべきは、GARMINと共同開発されたライト・リアビューレーダーを統合した、「Smart Sence(スマートセンス)」です。
前輪を回すと自動で点灯する前後ライトはデイライトとしても活躍。明るさに応じて輝度が変化することに加え、レーダーとも連携して車に対してアピールします。
レーダーとディスプレイユニット(GARMIN/Wahooデバイスも使用可)により、後方より近づいてくる車の大体の位置が分かるため、事前に備えることが可能になります。トンネルなど後続車の距離が掴みにくい環境でも前方に集中して走れるのは、相当大きなメリットになりそうです。
後方からの接近を示すGARMINのレーダーがライダーを守ります。
自転車事故のほとんどが後方からの衝突という事実から見ても、今後のデファクトスタンダードとなりえるガシェットと言えるでしょう。
そんな安全装置をいち早く採用したのは、小さな一歩でもありますが、キャノンデールらしさとも言えるのではないでしょうか。
前後ライト、そしてバリアレーダー。すべてが一体となったSmart Sence。
普及モデルの「L」ではバリアレーダーは付属していませんが、もちろん後から追加する事も可能です。
革新性と拡張をバランスよく融合させ、なおかつ、このように見た目もこだわり抜いた新たなテクノロジーの登場です。
”ロングライド”というカテゴリに革命を起こしたSynapseが、満を持してフルモデルチェンジし、さらに未来を感じさせる一台となって登場しました。
これからのスタンダードとも言える、トレンドを先取りした一台。あなたも新しいSynapseで未来を感じてみませんか。