MTBデビューライド講習会 実施いたしました!
去る2月26日(土)に第2回MTBデビューライド講習会を開催いたしました。
マウンテンバイクを初めてお乗りになる方、本格的にオフロードライディングを始められる方を中心に、今回はベテランライダーの皆様もお手伝いいただきました。
場所は草津某所。お店からも近い場所です。寒い日でしたが陽光は暖かく、うっすら春を予感させる朝です。
セクハラ、チカンをしているのではありません(笑)。バイクを固定し、その上で身体を自由自在に動かしてもらいます。初めての方や、オフロード走行が怖い方に、まず理論で知識を習得いただき身体をほぐしていきます。ヤジロベーと呼んでいますが、このアクションを覚えることで、バイクを御するきっかけを作ります。
初めてマウンテンバイクにお乗りになった方でも、すぐにコツを覚えていただきます。最初はそろりそろりと行っていましたが、理論を飲み込み、身体で具体化できるようになると・・・
すぐに低い姿勢でスウェーし、坂道を降りられるようになりました。初めての方をいきなりトレイルに連れ出し、怖い思いをさせて「マウンテンバイク恐怖症」にしてしまうところをお見かけすることがありますが、最初に基本動作を覚えていただくだけで、かなり恐怖心が取れ、安全にお乗りいただくことができます。
バランス感覚を覚えるトレーニング、その2「キャンバー走行」です。先ほどのヤジロベー感覚をいきなり試されます。斜めになったところを横切るように走るのです。まだまだ怖いようですね。上半身に力が入っています。
ひとしきり走れるまで反復練習していると・・・
ベテラン勢が試しにトライしてみますが・・・・この通り・・・
トレイルのベテランであっても・・・
この通り。でも落ち葉で怪我をしないのがいいですね。初めての方にも前輪、後輪それぞれにスリップしたときにどういう状態に陥るかご覧いただく良い機会になりました。
当店スタッフのササキもマウンテンバイクを始めたばかり。しっかりと転んでいます。
次は制動。滑りやすい路面でいかにホイールロックさせずに止まるかをトライします。これは意外と難しいのです。レース走行されている方や、トレイルライダーでも決められたとおりに制動できないケースがあります。自分のバイクのブレーキ性能やタイヤのマッチング、サスペンションの動きなども同時に考えさせられます。デビューライドなのに、次第にベテラン勢が熱中しだします。「あれ?こんなはずじゃないのに・・・」もちろん最後のほうはバッチリ制動できるようになっておられました。
次は自然の木の間を使ったスラロームです。トレイルではどんなシチュエーションでハンドルを切る必要があるかわかりません。普通なら曲がりきれないところでもトレースしていかなければならないケースもあります。みなさんここでも思ったとおりに曲がれず苦労されていました。しかしなぜか皆さん笑顔。このあたりになるとデビューライドの皆さんもすっかりほぐれてベテラン勢に混じってスラロームされていました。
29erにはなかなか厳しいターンですが、それだけにやりがいもありますね!
何度もトライし、ラインを読む力を養っていきます。全員が楽しみながらスラローム。
本日の最後のメニューは、ボトルを使ったスラローム。しかもリーンイン、リーンウィズ、リーンアウトの全てを習得いただけるようにボトルの間隔を調整。まずはベテランライダーの皆さんにお手本を見せていただきます。
3種類のコーナリングが自然と身に付くようになります。身体がうまく反応してくれるようになったら合格!
そして最後にはタイム計測が始まりました(笑)
考えてなんかいられません!タイムを縮めようと思うと身体が反応するのです!OK!
デビューライド講習会ということでしたが、ベテランライダーの皆様も、今一度基本をおさらいする良い機会になりました。もちろん初めての皆様には良い基礎作りになったことと思います。
ストラーダでは当イベントのような講習会を今後も実施してまいります。
ぜひご期待ください。