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チャレンジライドレース注目のレポート

ヒルクライム大台ケ原 since 2001 参戦レポート[スタッフ田中レポート]

奈良県南東部に位置する、大台ケ原山を舞台に行われるヒルクライムレース「ヒルクライム大台ケ原 since 2001」

全長28km/獲得標高1,240mという西日本最長クラスのコースを走り抜ける本レースに、ストラーダライダーズの皆様とスタッフ田中が参戦してきました。

繰り返し日本を直撃した台風の被害によりギリギリまで開催が危ぶまれましたが、大会事務局、村の皆さんの努力により開催が実現した本イベント。

そのイベントの様子、およびスタッフ田中によるレースレポートをお届けします!


スタート地点の上北山村へは、片道3時間ちょっと。なお前日受付のため、受付を済ませた後は現地で宿泊しました。

今回は会場から15km程度の山奥のコテージを確保。

到着早々に翌日の準備、食事などを済ませ、昨年のレース動画でコースの予習!

翌日は4時起床なので、20時には消灯しました。


予定どおり4時に起床し、迎えたレース当日。朝食をしっかりと摂りストレッチなどを各自で。会場までの道は濃霧でヒヤヒヤしましたが、幸い雨は降っていません。

しかし、到着してしばらく駐車場で荷物の準備などしている内に雨が・・・

雨が止まないままスタート地点にて選手集合、開会式。ここでデビューとなったNEWストラーダジャージ、会場でも間違いなく目立ちます!!(笑)

(荷物を預けてしまったため、ここからは頂上まで写真がありません。)


朝7:00、チャンピオンクラスから順にレーススタート。1グループ約120人に別れて、2分毎にスタートしてます。スタッフ田中はかなり早めにエントリーを済ませましたので、第1グループでスタートでした。(大台ケ原ヒルクライムはエントリー順でグループが決まり、全ての年代の方が入り混じったレース方式。計測はグループ毎のグロスタイム。順位はグループ関係なしの年代別です。)

過去の失敗から、前半の平坦区間は集団内で無難にやり過ごすと決めていました。グループ内20番手ぐらいを走行。雨のせいもあり集団は例年より遅い平均35km/h以下と、それほど速くないペース。6~7km地点の勾配がきつくなり始めるぐらいまでは集団内で体力を温存することが出来ました。

徐々に勾配がきつくなり集団のペースが落ち始め、集団にいるメリットはなくなってきたので、激坂区間まではジワジワと順位を上げます。この時点で集団はついて来る気配はありませんでした。おそらく後ろには1~2人程度。その後間もなく激坂区間に突入しました。

大会の名物、激坂区間(7.5km/710m UP)は基本的に10%~15%ぐらいの斜度が続き、数回短い下り坂が入ります。斜度がキツい場合にはダンシングを多用するタイプの私ですが・・・雨で路面状態が悪くダンシングするとズルズル後輪が滑りましたので、ほぼシッティングのみで走ることを強いられ、かなり苦しい展開に(泣)しかもレース直前のエネルギー補給を誤り、最もキツい局面で吐き気も。それでも一応、第1グループの人には抜かれることなく、激坂区間を通過しました。(一人だけ、第2グループのとても速い人に途中で抜かされました)

最後は約12kmのアップダウンが続くドライブウェイ。基本的には上り基調ですが、平坦、下りも多いので出来れば脚力の合う人と協調したいところ。過去の経験からもそれを願ったのですが、願い叶わず結局最後まで一人旅に。下りではそこそこ踏み、上りは極力その勢いをフルに活用。今思うと、スリップしなくて本当に良かった(笑)そして、後ろにいた人と協調すれば良かったかも・・・

ラスト1kmぐらいはゴールがとにかく待ち遠しく感じました。後ろから迫る人影も濃霧の中見えていたので、追いつかれないことを願い全力で踏み続けます。

最後は少しずつ差を詰められつつも何とかゴールまで抜かれずに到着。頂上では冷えた身体に染みる温かいにゅうめんが振る舞われました。

荷物を受け取り、ゴールしてくる皆さんを頂上で待ちました。濃霧の中のゴール地点、ジャージを見分けるのは困難かと思いきや、ストラーダライダーズの皆さんは一発で発見できました!

頂上で記念撮影。濃霧のせいで残念ながら景色は全く見えませんでした・・・来年、再チャレンジするしかありませんね。もちろんタイムは大幅短縮を目指しましょう!

下山後は順位の確認。入賞はしたであろう・・・と期待しながら下り、結果は年代別4位入賞でした。

過去のタイムから2分落ちましたが、路面状況、ドライブウェイの一人旅、エネルギー補給の失敗など原因は色々と思い浮かびます。リベンジを誓い、練習に励もうと思います!

危険が少なく、自身の実力が如実に結果に表れるのがヒルクライムの良いところ。

今後も様々なイベントをご案内させて頂きます!

ヒルクライムが速くなりたい、レースに出てみたいという方は、ぜひ田中までお気軽にご相談ください!

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