グラベルだけじゃ、もったいない。シマノから限定カラーのオフロードシューズが登場。

盛り上がりを見せる”グラベルロード”
その名の通り未舗装路（グラベル）を走るロードバイクという新たなカテゴリーで多くのライダーから熱い視線を受けるグラベルロードですが、「ロード」という言葉のイメージから「ロード用のシューズで良いの？」というお問合せをいただく事もしばしば。

確かに「ロード」ではありますが、未舗装路を走るという事はとっさに足を付く事も多くある為、ここはやはりオフロード用のシューズ＆ペダルが欲しいところ。そこで、今まではMTB用のシューズを使用される方がほとんどでしたが、ついにと言うかいよいよと言うか、シマノから「グラベル専用」のオフロードシューズが登場しました。

SHIMANO RX8（税抜価格：27,000円）

どこらへんが「グラベル専用」なのかと言うと、ずばり「軽い」という事。

MTB用シューズはその性格上、「泥や砂地を思いっきり歩く」という事が多いのですが、グラベルはどちらかと言うと「そんなに歩かない」事が多い為、このRX8は思い切ってソールのゴムパット部分を小さく設計。いわゆるMTB用のビンディングシューズと比較するとその差は一目瞭然ですね。

スパイクピンなどの取り付け穴も排除する事により、ロードシューズに匹敵した軽さ「265g」を実現。これはオフロードシューズの中では無類の軽さ！この軽さは確実にライダーの武器になりますね！

アッパー部分はロードシューズ「RC5」と同じく、足の甲全体を包み込むサラウンドアッピングアッパーを採用し、しっかりしたホールド＆フィットを実現。もはや当たり前となったBOAダイヤルは上位グレードのIP1を採用し、ライド中の微調整も可能。これってオフロードレースやライド時にこそ重宝するシステムなんですよね。

ペダリングパワーを伝達するソールはもちろんカーボンを採用。オフロードシューズの中でもトップグレードに匹敵する剛性指数10に設定されたカーボンソールはライダーのペダリングパワーを無駄なく伝達します。

と、色々と書き綴ってきましたが、よくよく考えるとこの「軽さ」はグラベルロードだけでなくMTBのXCレースやシクロクロスレースでも絶大なアドバンテージになりえますね。本気でレースに挑むライダーにこそ、試してほしいアイテムではないでしょうか。

限定カラーのカモフラージュを纏った、カッコよさも同居した、価値ある一足。
オフロードライドでキラリと光る足元にお薦めのモデルです。