クラス最上級のエアロを、CADEX史上最軽量で実現する、究極の決戦ホイール!CADEX MAX 40 Disc Tubeless
最も厳しい条件下で、最高のパフォーマンスを発揮すること・・・最高を常に追い求めるサイクリストを中心に根強いファンを持つ、プレミアムコンポーネントブランド「CADEX(カデックス)」
ペア重量1,249gのブランド史上最軽量のクライミングホイールでありながら、他の追随を許さない空力・剛性を備える、“超”決戦用と呼ぶに相応しいホイールが入荷しました。
CADEX MAX 40 Disc Tubeless(税込価格 594,000円)
私スタッフ田中自身、リムブレーキ時代から現在に至るまで4セットのCADEXホイールを所有し、このCADEX MAX 40もヒルクライムの決戦用ホイールとして購入しました。
まず注目すべきは、CADEX史上初めて一体成型されたハブを採用していること。高引張強度の一体型CADEXスーパーエアロスポークがエアフローを最適化しつつ構成部品・材料は最小限に。
一般的なスチールスポークに比べて少ない本数でも剛性を確保することが出来るため、前輪はスポークが16本しかありません。スポークが少なくなることは空力向上に直結し、軽量化にも繋がります。
対して後輪のスポークはCADEXホイールの登場以来、一貫して24本となっており、MAX40も例外ではありません。剛性に対する強い信念・・・いや、むしろ執念じみたものすら感じますね。全力のペダリングでも不要な撓みは一切感じません。プロからの要望があるからこそ、安易に減らして軽量化することより剛性を優先しているのではと推察しています。それでいて不思議と脚へのダメージが少ないのはDBLスポークパターンが寄与していると思われます。
40mmハイト・外幅28mmのセミディープリムは、テンション調整が可能なインビジブルニップルを採用。利便性では劣りますが、ニップルが露出しないことですっきりとした美しい外観が生まれ、もちろん空力にも貢献します。
メンテナンス性を取るか、パフォーマンスを取るか・・・メーカーとしては悩ましい部分でしょうし、またユーザーとしても悩ましい部分ですが、MAX40ではパフォーマンスに全振りしており、それでこそCADEXだと私は思います。
CADEXのロードホイールはTT用など一部を除き22.4mm幅のフックレスリムを採用。タイヤ形状を真円に近づけてタイヤ性能を最大化し、タイヤとリムの段差が少ないため空力面でも有利です。独自の非常に厳しい基準を設けたテストを行っており、フックレスリムとしては最もタイヤ幅の選択肢が多く、知る限り唯一23cタイヤの使用が可能です。
私はMAX40をヒルクライムレースで使用するため、25cでの運用がメインですが、他社のフックレスリムでは基本的に28c以上しか使用できません。タイヤ幅に由来するハンドリング、トラクション、快適性、空力など考え方は色々ありますが、私の様なヒルクライムを主戦場とする人間には、25cが有利となる場面がまだまだ少なくはないと考えております。なので、“フックレスリムで25cを安全に運用出来る”という選択肢があること、それ自体が大きなメリットなのです。
見た目に於いても前作CADEX 50 ULTRAよりアップデートされ、ロゴが一切段差のないヌードカーボンになりました。インモールド・カーボン・サーフェイス・グラフィック・テクノロジーという技術で、どんなバイクにも似合う高級感のあるルックス。所有欲もしっかりと満たしてくれるでしょう。
スポーク本数、ハブ構造、リム設計などに由来する素晴らしい空力、圧倒的な軽さと妥協なき剛性が生み出す、坂道を舞い上がる様な抜群のペダリングフィール。
本来相反するはずの急勾配での優位性と、リムハイト以上の優れた巡航性能を併せ持つ、反則レベルの“超”決戦用ホイールです!
店頭在庫はラスト1本、ぜひその目でお確かめください。