2015年モデルの発表で、ガラリとラインナップが刷新されたシマノシューズ。

中でも、ロード用シューズのフラッグシップ、「SH-R321」が大幅に進化したことは最大のトピック。斬新なデザインの「サラウンドラップアッパー」の採用により、空力、フィット感、ペダリング効率を大幅に向上させました。

そして、その「SH-R321」のテクノロジーの大部分を受け継ぎつつ、カスタムフィット非対応とすることで、価格を抑えたレースモデルが「SH-R171」です。

SHIMANO SH-R171（￥21,600）

鮮烈なまでのインパクトを与える「サラウンドラップアッパー」は、ただのデザインではなく、フィット感、エアロダイナミクス向上に大きく貢献しています。

ベルクロ、ラチェットを「ラップ」することでシューズ表面の段差を少なくし、空気抵抗を従来より5.5％削減。さらに、ペダリングの際のロスとなるシューズと足の隙間が少なくなるように足を包み込んでくれます。

アウトソールは剛性レベル10(MAX 12)のカーボン製。トップグレードよりわずかに劣るぐらいで十分に剛性が高く、パワー伝達効率に優れています。

また、シマノ・ダイナラスト底面形状がシューズ内のつま先の角度を最適化してロスを減らし、効率的なペダリングを実現することに成功しています。

上位モデル同様にハーフサイズ、ノーマル/ワイドの設定もあり、あらゆる人の足型に対応します。