スイス生まれの高精度バイク・BMC〜Team machineシリーズ〜
BMCというとスイスの生んだ精密機器のようなバイクを思い浮かべますが、今回テストライドしたteam machineシリーズはまさにそう呼んでしかるべきバイクでした。その中で私が注目したのは、セカンドグレードの「SLR02」。もちろんトップグレードの「SLR01」はタメ息が出るような性能であるのは間違いありません。それゆえにSLR02は乗り比べた時に存在感が光りました。ヒルクライムをするなら絶対的にSLR01!でも私のようにクリテリウムが好きなライダーにとっては、少し安定感があって振り回せるSLR02が適しているのではないでしょうか。
低重心でダンシングで小刻みに振る時も、ギアをかけて大きく踏み出すときも比較して安定している気がしました。これならライン取りに集中できます。セカンドグレードの万能さを如実に物語っているフレームだと思いました
フレームの表面も美しくなめらか。グレード感を全く感じさせない成形の美しさです。これだけで買う価値ありですね!
ホイールをグレードアップするだけで化けそうな感じ。うん。たまりません。
価値ある1台であることは間違いありません。グレード感を感じさせないということは、どのグレードであっても持つ満足があるってことです。
もちろんteam machine SLR01は別次元。予算が許すなら絶対こっちであるのは間違いないです。隙のない造り込み。アメリカンブランドに匹敵するぐらいの性能を持っているのは確実です。
意外に好印象だったのはアルミ製のALR01。限定車が出るほど人気なようで、確かにアルミとは思えない衝撃吸収性。キャノンデールのCAAD12、スペシャライズドのALLEZなどと同様に、数少なくなってきたアルミバイクの精鋭って感じです。
番外っぽいですが、シクロクロスバイクのcross machine CX01もものすごく美しい仕上がり。オフロードに持ち込むのに気が引けるんじゃないでしょうか(笑)
とにかくBMCのバイクの凄さを感じるテストライドでした。詳しくは店頭でお話ししたいです!
初めての方にも優しく丁寧に接客することがモットー。
統括店長という職責からスタッフ間の調整役としての役割りが多い。
元アパレル業界での経験を活かし、サイクルウェアの着こなしやレイヤーのアドバイスもできる。
メカに対する探究心も深く、テックパートの責任者としても日夜研究を続けている。
ロードレース、とりわけ日本のJプロツアーのレースがとにかく好き。
自身もホビーレースで勝利することが目標。