出先でのパンク修理の必需品の1つである「携帯ポンプ」ですが、近年は電動ポンプが主流になりつつあります。

空気を入れる労力から解放され、ライド中の不安とストレスを大きく軽減してくれること間違いなしの便利アイテム。

今回入荷したのは、小さなボディでもロード用タイヤを約4本分充填し、モニターで細かな空気圧管理も行える優れものです。

TREK Air Rush 電動ポンプ（税込価格 12,900円）

80mm x 46mm x 36mmというコンパクトなボディ、重量は108gしかありません。厚みこそありますが、多くの携帯ポンプよりも小さく軽量なので、背中ポケットに入れるのも容易です。（吸気口があるため防水ではありませんので、ご注意ください。）

米式、仏式に対応。熱による樹脂製バルブの損傷を防ぐ延長ホースも付属しますので、TPUチューブにも使用可能とのことです。最大充填気圧は120psi/8.25barなので、ロードの高圧も余裕です。

起動してバルブに差し込むと現在の空気圧が表示され、充填をスタートすると設定した気圧ぴったりまで入ります。従来の携帯ポンプの場合、外でパンクした際には手の感覚を頼りに空気を入れていましたが、この電動ポンプなら、ポンピングの手間も、空気圧の不安もなくなります。

その他、輪行時やレース会場での空気圧管理にも大変便利ですね。フロアポンプと空気圧計を、これ一つで賄えるということです。もちろん過信は禁物ですが、どうしても荷物を減らさなければならない状況下では、唯一無二の活躍が期待できるアイテムです。

1回の充電で16gのCO2インフレーター4本分にあたる空気の充填が可能となっており、モニター右上のインジケーターでバッテリー残量を表示してくれます。1本＝タイヤ約1本分と考えると分かりやすいですね。

電動ポンプを検討中の方に、ぜひオススメしたい逸品！

手動ポンプには、もう戻れないかもしれません。