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レース注目のレポート

アイアンマン・フランスに参戦・交通事故を経て

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コート・ダジュール。紺碧海岸の名前で知られる南仏のリゾート地、ニースで開催されるトライアスロン、「アイアンマン・フランス」に出場してまいりました。

昨年度、30年ぶりにアイアンマンレースに出場し完走を果たすことができたアイアンマン・ジャパン・北海道洞爺湖大会。なんとか完走を果たした私は、ひさしぶりにアイアンマンの素晴らしさを堪能。今後はフルディスタンス完走を目標にして活動していくことを決意。「アベレージ以下のオヤジでも完走する!」「カッコ悪くても完走する!」を信条に、時間があるごとに少しずつながらトレーニングをしてきました。

そして今年の出場レースとして選んだ大会が「アイアンマン・フランス・ニース大会」です。

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とにかくヒルクライム大会なみの厳しい登りが含まれ、獲得標高がなんと2000メートルを超える、アイアンマンとは思えない厳しいコース。「世界で一番厳しいコースのアイアンマン」と言われています。去年のジャパン大会も山岳パートの多いコースで、世界で2番目に厳しいレースと言われていました。世界2位の厳しさの大会を完走したのなら、次は世界1位の厳しさを味わうべきだろう・・・。そう思ったのがこのレースを選んだ理由です。バイク序盤に斜度15%近い激坂も含まれており、上りの総延長距離はなんと!90km!登りが超苦手な私にとってはありえない選択なのですが、どうしても自分に鞭打ってしまう変な習性があるようで、他の大会には目もくれずエントリーしてしまいました。

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さてニース大会に向けて準備を進め、バイクトレーニングもエアロバイクにフォーカスして乗ってきた矢先、メカニック業務の依頼をいただいて訪れたハワイ「ホノルルトライアスロン」で、なんと信号無視のクルマに交差点で撥ねられてしまうという事態に遭ってしまいました。突然の出来事でした。

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もちろんバイクはフレーム、ホイール、パーツなどが破壊され全損。5メートル以上投げ出され救急車でホノルル市内の病院に搬送されました。スポーツバイクを乗るようになって30数年。ショップを経営していることもあり交通事故にはとりわけ注意を払ってきました。レースでの落車、単独の事故などはありましたが、乗車中にクルマに撥ねらるのは人生初めてのことです。

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目撃者によると相手の自動車のバンパー・ボンネット・フロントガラスが大きく壊れていたうえに5メートル以上飛んだので、これはダメだと思ったそうです。検査を受けて幸いにも骨折はしていませんでしたが全身11カ所の打撲。とりわけ右足下腿部と左ヒザ、臀部、左胸部の怪我は打撲が酷く、大きく腫れ上がり曲げることが困難な状態。事故数日は頂戴した仕事をこなすために頑張って動いていましたが、さすがに帰国後は痛みに耐えかねて病院に直行。再検査で骨には異常がないと認められたものの、打撲の影響で肩が上がらず、足も背屈が難しく立膝をつくことができません。左膝は動きますが、抑えると痛みが走る状態。筋肉や腱などは損傷を負っているので安静が必要と診断されました。

ニースのレースまで3週間。もうこれはダメだなと諦めました。しかし頑張って準備してきただけに悔しい。。。そこで3週間で完走は無理でもチャレンジできるレベルまで身体を戻そう!できることは何でもやってみようと決心。それらをやり尽くしたあとで大きく不安が残るなら欠場しようと。

それからはお客様でドクターの方がいらっしゃる大阪の病院まで通い、同じくお客様で整骨をされている方にほぐしと鍼治療を受け、そして最後に青山にあるスポーツアロマコンディショニングに2日間連続で通い徹底的にオイルアロマで全身のほぐしを受けることにしました。自分でも1週目後半から毎日5kmをウォーキングするようにし患部のマッサージとストレッチを繰り返しました。その結果2週間後の鈴鹿8時間エンデューロ大会で50kmのスピード走行が出来るところまで戻すことに成功。ニースへの渡航を決意しました。

しかしまだ不安は残っていました。右脚下腿部は背屈と捻転が依然できない状態。ウォーキングはできてもランニングは未だにできていませんでした。スイムも事故後は一度も泳げていません。不安を抱えたまま機上の人になりニースへ渡航。レースまでの準備に2日を用意していたのですが、その間にオープンウォータースイムとランニングを敢行して、レース可能か最終チェックをすることにしました。

結果。。。。スイムはキックを極力控えていくことで泳げると判断。バイクは鈴鹿で覚えた左足の違和感さえ出なければ走ることは可能。最後のランは・・・・。やっぱり背屈ができないので痛くなると片足飛びみたいな走りになってしまう状態で、これは大きな不安でした。その日の夜、ドクターの処方してくれた痛み止めを飲んで一人で最終チェック。かなり痛みが引く感じでした。心配のランも痛み止めが効いていれば走れる感じ。

よし!こうなったら行けるところまで行くしかない。スイムでダメになってもそれはそれ。経験値を積むということができたとポジティブに捉えればいいんです。ただ絶対に無理をすることはせず、迷惑をかけないように何かあればすぐにリタイアすることを誓ってスタートすることにしました。

 

レース当日は曇り。風もほとんどなくトライアスロンにはちょうどいい気候です。2000名を越える猛者たちがコートダジュールの美しい海岸に集結。その時を待っています。私もHUUBのウェットスーツを着用しローリングスタートの順番を待ちます。不思議と緊張がありません。

そしてスタート!スイム3.8キロ、バイク180キロ、ラン42.2キロ・・・・合計226キロの長いレースが始まりました。

スタート直後は過呼吸に陥りがちなので、あえてリラックスしてストローク数を落とし様子を見ることにしました。事前にドクターから処方していただいた痛み止めが効いているためか身体をローリングしても痛みがありません。キックはさすがにまずい気がしたので呼吸時に調子を取るぐらいにしました。するとゆっくりですが泳げることがわかりました。「これならスイムはこなせる!」と水の中で心でガッツポーズ!(笑)ただキックせずに漂うような泳ぎなので、多分冬場に日本海に現れるエチゼンクラゲみたいで無様だったと思います。HUUBの新兵器、調光レンズつきのゴーグルで視界はとてもクリア。バトルに巻き込まれることもなくミスコースもなく、ゆっくりですがスイムアップ。

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普通は上陸後身体が慣れてきてからウェットスーツを脱ぐようにしていますが、この時はとにかく身体の様子を確認したかったので上陸直後からウエットスーツを脱ぎ、肩が回るか、首が動くか確認しました。そしてトランジット。ここで初めて水温が冷たかったという事実を把握。トランジッションバッグの紐を解く手がガタガタ震えており青白くなっていたのです。寒さにめっぽう強い私でも手が震えるぐらいの寒さだったようです。でも夢中だったのそんなことすら気がつきませんでした。

とにかくスイムが完了したことに気をよくした私は、慌てずゆっくりと時間を使ってトランジション(次の競技種目への準備)を行いました。ワセリンを塗りバイクジャージに着替え、補給食の数量と摂取する順番を再確認(とにかく消費が激しい身体なので、ロングのレースでは余らせるぐらいの数を用意しています)。バイクラックに向かいます。スイムを最後尾近くでスタートしたこともあり、ほとんど残っているバイクはまばらの状態でした。

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バイクでもスロースタートを心がけます。得意な種目になるとどうしても気がはやりがちなのですが、オリンピックディスタンスのレースと違い、アイアンマンディスタンスは急ぎすぎると完走がおぼつかなくなってしまうので、スイム同様に入りのペースを抑制しました。スタート後20キロ地点まではほぼ平地。ここでバイク&身体の各部のチェックを実施することに。ここまでなんとか痛みなく走れているので安堵。ただ普段使っているトライシューズが事故でカーボンソールが割れているのを離日当日に発見。スペアのシューズを持ってきたのですがインソールを入れ替えるのを忘れてしまい少し不安に。実は左足中足骨を複雑骨折したことがありカスタムインソールは必需品なのです。そこは不安でしたが事故後硬くなった身体に合わせボディージオメトリーフィットで、1cmのコラムアップとロードにあわせたエアロハンドルのパッド設定をしてもらいました。これが見事にハマり違和感のないペダリングができました。京都店店長の厚海に感謝です!

そして最初の激坂に突入。噂に違わない厳しい斜度。途中で下車している選手も見えます。ロードバイクで参加した私は意外にもエアロバイクの参加者たちを抜くことができました。しかしそのことに気をよくし始めた途端、持病の座骨神経痛が発症。しまった!これがあったんだ!これが痛み始めるともうバイクに乗り続けることができなくなるのです。事故箇所ばかり気になって、こいつが発症するのを忘れてしまっていました。「終わったな」と思い、フラフラと走っていると、SUUNTOのランニングウォッチからアラーム音が。痛み止めを処方通り飲むためにタイマーを設定しておいたのです。処方された胃薬と一緒に痛み止めを摂取。これに救われました。飲んでから少しして坐骨神経痛が和らいできたのです。打撲の痛みのみならず座骨神経痛にも効いてくれました。ラッキーです。

そしていよいよ20キロに登る急で長い登りにさしかかりました。今回のバイクコースのハイライトです。登りが苦手な私はかなりの選手にパスされてしまいました。しかし今は走れているだけでも幸せです。他人のペースに惑わされることなく登ることにしました。しばらく行くと南仏の山々の絶景が目前に現れました。素晴らしい!写真に撮りたい気持ちです。目を三角にしていてはこの景色は見れなかったでしょう。これも怪我があったからこそ!とポジティブにとらえるようにし、無理をせず景色を堪能しながら走ることに専念しました。

登りも中盤にさしかかった頃、とうとう右脚下腿部と左膝が痛み始めました。しかし痛み止めを追加で飲むことはできません。そこで痛みがひどくなるまえにバイクを降りてストレッチとマッサージをすることにしました。ここでも無理をするのではなく痛むまえに能動的にバイクを降りることで痛みを抑制することに成功。プッシュできない分楽しく走ろうという意識の表れかもしれません。結局バイクコースを通じて都合10回ぐらいマッサージをしました。

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一番厳しい登りをクリアすると70キロ地点。ここでスペシャルニーズという補給を受けます。今回は下りが冷えることが予想されていたためウィンドブレイカーを用意していました。エネルギー切れにならないように前日にスーパーマーケットで買っておいたサラミとナッツを補給(レース中には向かないと思いますが、塩気が欲しくなるので入れておきました)。俄然元気を取り戻し、比較的得意な下りパートに突入しました。ほどなく雲の中に突入。路面も雨がそぼ降る状態で濡れており、かなり危険な状態です。それでも今回頑張れるのは下りだけだと思い、ある程度自分を解放して攻めていきました。次第に肌を刺す冷気が襲います。ウィンドブレイカーが膨らんではためくので不快に思いましたが、この膨らみが皮膚との間に空間をもたらし保温をしてくれているようでした。持ってきて正解です!!帰国後ガーミンで走行データを見ると、10度を切っている状態。速度も出ているので体感温度は相当に低かったと思います。ウィンドブレイカーが無かったら登りで濡れた身体は潜熱を奪われ、一気に低体温に陥っていたのではないかと思います。

そのあと50キロに渡って200メートルぐらいの登りを3度繰り返すセクションへ。次第に路面も乾いてきました。足切りポイントを無事に通過すれば、後は50キロ降り続けるだけ。バイクパートもクリアすることが見えてきました。やった!!ここでも心の中でガッツポーズ。そしてどんどん下っていきます。でもこんな時だからこそミスをしてしまいがち。小さな集落をハイスピードで抜けて行く途中にヒヤッとするできごとがありました。下りで何人もパスすることに良い気になってしまっていたのでしょう。集落の内部でも他の選手を抜きにかかりました。相手は消耗しているためかフラフラと真ん中あたりを走っていたので、危険回避のため右側から声をかけて一気に抜きました。しかしその先が突然L字になっていたのです。そのままバイクを立て直しやり過ごしたのですが狭い集落の中、あやうく住宅の壁にぶつかりそうになりました。誰も見ていないのに良い気になって飛ばしても良いことはありません。気を引き締め直しバイクパート終了地点のニースまで向かいました。

ニース市内に入ると驚いたことに大歓声の嵐!世界有数の観光地だけあってすごい人の数です。トランジット地点に近づいていくとすでにランパートに入っている大勢の参加者の群れが。こんなにたくさんの人が走っているのをみると自分はかなり最後の方だなと少しだけ焦ってしまいました。事故後なんだからゆっくりで構わないだろうと自分に言い聞かせていましたが、なぜか無意味に焦ってしまいました。大歓声を受けながらバイク終了。トランジットに入りようやく残り時間を確認。まだ完走できる時間は十分にある!よし!焦らずいこう!自分にそう聞かせてランパートに入りました。

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南仏は日没が21時ごろ。晴れれば地獄の暑さ。でも曇りなら夜間照明のサイリウムを持たされずに快適に走れるのでとても都合がいいです。コースは海岸線の同じコースを4往復する42.195キロのフルマラソンコース。

トランジットのゲートを出てコースに入ると、驚くほどの大歓声の嵐。こんなに多くの人が自分のレースに詰め掛けているなんて経験、一度もありません!とまどうぐらいの歓声です。レースナンバーに自分のファーストネームと国旗が記載されているのですが、それを見た観客が「アレー!アレー!イサシ!!(イケ!イケ!ヒサシ!!の意味。H=アッシュを発音しないためヒサシではなくイサシになるのです)」「ジャポネ!ジャポネ!」と連呼してくれるのです。子供達はハイタッチを求めてを差し出してくるし、少しも気が抜くことができません。私はどのレースでも応援してくれる人たちに少しでも応えたいので今回も「メルシー!(ありがとう!サンキュー!の意味)」と拙い発音で応えたり、サムアップしたりしました。それでもそれがきつく思えるぐらいたくさんの人たちが声をかけてくれるのです。日本人参加者が少ないためか、はたまたうちのチームトライスーツが派手な色使いからか、周回ごとに同じ人物が同じところで待ってくれていて毎回同じように応援してくれるのです。ある人は周回している間にどうやらスマホで日本語を検索していたようで「ガンバレ!!ジャポネ!」「イケ!イケ!ジャポネ!」とか毎回違う日本語で声かけをしてくれるのです。思わず「ありがとう!!」と日本語で答えると、通じたのが嬉しかったのか手を叩いてよろこんでくれました。本当嬉しかったです!トライアスロンの一番の醍醐味だと思います。これを聞けただけでこのレースに参加してよかったと思いました。

でも走り自体は辛く厳しいものです。事故後レース前日まで走ったことがなかっただけに、スタート直後からビクビクしながら走っていました。ただでさえ子供の頃から走るのは苦手。しかも独立開業以来20キログラム以上デブってしまった私にとってトライアスロンのランパートほどキツイものはありません。しかも今回は満身創痍の状態でのチャレンジ。痛み止めを飲んだとはいえスタート直後は案の定、右足首の関節がギシギシと痛みます。ここでも入りはキロ7:30ペースで入り、うまくいけばそのままキープ。ダメでも8:00前後とゆっくりと時間をかけてこなす戦略を取りました。その代わり絶対に歩かないでいく、プッシュしない代わりに歩きはしないという走行で。止まってしまうと途端に痛みを感じるのでゆっくりでも動かしている方が良いと判断したためなのですが、それが正解だったと思います。とにかく止まらない!とにかく止まらない!心の中で繰り返すことに。途中で清水コーチ、奥さんともすれ違い声をかけていただきました。ビクビクしながら1周目を無事にこなし再びゴールゲート前の大歓声を浴びました。これはいけるかもしれない!そう思った瞬間でした。

そんな時に異変が襲ってきました。2周目に入る前からお腹が下る感じがし、慌ててトイレに駆け込むことになりました。スペシャルニーズで摂ったサラミがどうやら合わなかったようです。やむなく停止したことで案の定足の痛みが襲ってきました。トイレから出て痛み止めを飲みなんとか再スタート。痛みをこらえ少しずつ足を動かしました。しかし3周目から違う生理現象でトイレを探しまくることに。腎臓が弱ってきたのか足裏で赤血球が破壊されたためか、血尿がでてトイレに行きたくて仕方なくなってしまったのです。1キロも経たないうちにすぐに用をたしたくなるのです。結局なんと合計12回トイレに駆け込むことになりました。ガーミンの地図とデータでは定点でしっかり12回停止していました。しかしその生理的欲求のことばかり考えているうちに足の痛みがまったく気にならなくなりました。トイレ探しは大変でしたが災い転じて福となるもんです。痛みをすっかり忘れることができました。

いよいよ最終ラップ。ようやく辺りは暗くなり始め、海岸線の先のゴールエリアも霞んで見えるようになりました。ゴールできる!まさかこの状態で!この3週間に起こった出来事を思い出さずにはいられません。ゴール付近にさしかかると一層熱い声援が降り注ぎます。そしてゴールゲートがあるストレート。こんな最終ランナー近くの選手にもスタンドに入りきれない人たちが最後の応援のために待ってくれていました。みんな手を出してきてハイタッチを求めてくれます。感激です!最高の瞬間!一人一人にハイタッチ!

トップだけではなく最後の選手も立派なアイアンマンなのです。「You are an IRONMAN!!」変わらず声援を送るのがアイアンマンスピリット。気持ちが昂るのを感じながらフィニッシュラインを越えました。

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もともとどこまで行けるか皆目わからない状態でスタートしたのですから、ここまで来たのが本当に幸運でした。つい数時間前まで「完走は無理だろう・・・・」そんな風に思っていました。「行けるところまで行こう」それで充分でした。まさか完走できるなんて!!!3週間前事故した時には想像もできないことでした。無事にゴールさせてくれた神様に感謝!丈夫な身体に産んでくれた両親に感謝!熱い応援をしてくれた現地の人たちに感謝!いつもお世話になっているお客様に感謝!決算セールの最中に気持ちよく送り出してくれたスタッフたちに感謝!すべての人に感謝しつつレースを終えました。

ストラーダバイシクルズ代表 井上

 

みなさん、ストラーダでトライアスロン参戦を目指しましょう!

——アイアンマン・フランス・ニース大会 関連写真——

 

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風光明媚な観光地、ニース。街をあげての歓待をうけた。レース後にバーに飲みに行っても「アイアンマン出たのか!」とたくさんの人に声をかけられた。

 

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アイアンマン・エキスポ。アイアンマンオフィシャルグッズの販売や関連メーカーの最新機材の展示や販売、マッサージなどの施設がある。レース参加する楽しみのひとつ。

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今回は山岳路だったのでロードバイクを使用した。向かうところ敵なしのスーパーバイク。スペシャライズド S-WORKS ターマックの限定カラー。アタッチメントハンドルでのポジションに合わせてステムとコラム高さを調整。体の柔軟性がないのでこの辺りは大変重要。

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ウェットスーツはHUUBのアルキメデス2を使用。こんなレディーメイドウェットスーツは見たことがない。オーダーウェット以上の着心地と快適さ。胸の圧迫感など皆無。

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前日の軽いランを兼ねてニースの旧市街が見下ろせる城郭あとを訪れた。今回はストラーダトライアスロンスクールのコーチである清水さんご夫婦と同行した。

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弊社でも取り扱いがあるVENTAM。 Zフレームの特異な形状だが乗ってみると安定感のあるしっかりとした設計。プロライダーが使用していた。

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スタート前にフィニッシュゲートを訪れる。毎回恒例にしている。絶対ここに帰ってくるぞ!と毎回誓う。

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最終ランナーがゴールした直後に花火が!アイアンマンが一番盛り上がるのはこの瞬間。やっててよかったと思える瞬間。

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「君が望むなら途中でやめることができる。そして誰もそれを気にもしない。でも君は残りの人生においてそれを気にすることになるだろう。」

アイアンマンレースの創始者 ジョン・コリンズ元海軍中佐

You can quit if you want, and no one will care. But you will know for the rest of your life. – John Collins, IRONMAN co-founder

http://ap.ironman.com/triathlon/history.aspx#ixzz4BAfHXvJ6

 

帰国後、足の痛みは続いていますが日に日に良くなってきています。

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