スタッフ山本チャレンジ!赤穂トライアスロン大会[スタッフ山本レポート]
気が付けば2年前、この大会に出てからしばらくトライアスロンに遠ざかっていたワタシ、スタッフ山本。
トライアスロンに出たい気持ちは常々持っていたのですが、なかなか日頃の店舗業務であったりと何かと時間を作る事も出来ず、ずっと”チラ見状態”だったのですが、「いつか、トライアスロンに出るだろうし・・・」とこのバイクを買っちゃったのが運の尽き(笑)
とは言え、なかなか急に「出よう!」と思ってエントリーできるものではないのがトライアスロン。で・す・が!日帰りで気軽に参加できつつ、エントリー期間も余裕があった「赤穂トライアスロン」に2年ぶりに挑戦してきました!
お盆を過ぎて「灼熱!」というピークは過ぎたように感じられる8月末。天気は結構日差しが強い”バカっ晴れ”
新名神が開通し、赤穂市までは渋滞もなく2時間ほどで到着。故に朝9時ころにお店を出発するという気軽さ。いやーステキです!
現地到着は11時ころ。ちょうど午前の部がスタートしており、ストラーダトライアスロンクラブの仲間も参戦中!気軽と言えども、やはりレースですので、会場に到着するとそこはかとなく緊張してきます。
ワタワタとバイクやスイムなどの準備をしていると、アッという間に12時の競技説明がスタート。
ほのぼのした雰囲気で、周りの参加者の方と談笑しながら競技説明が終了したら、アッという間にスタートサイン。そして入水時間に。
今回の目標は「エクササイズ」(笑)
確かにバイクは新しくなり、新車効果でバイクトレーニングはそこそこやっていますが、スイムとランが全くと言って良いほど”手つかず”の状態。
エントリー後の一ヶ月間でスイムはプールで1回、ランは通勤ラン8キロを1回のみという体たらく。故に”無理はせず、来シーズンに向けた経験値”として気軽に行こうとスタート!
2年間、ずっとお店のバックヤードで放置していたウェットスーツ・・・あちこちが破れてしまい硬くなっていて、非常に手が回しにくい!アッという間に腕が”上がる”状態になり、アップアップの状態に・・・
昔ならばここでパニックになっていたところですが、流石にちょっとは経験値も増えています(笑)少しだけペースを抑えて、呼吸を整え、しっかりとヘッドアップしながら最短ラインをトレース。バトルにも慣れて来たので殴られようが蹴られようが気にせず進む。と、意外にも今までの中でもなかなか良いタイムでアップ!
スイム:33:39
トランジットでは意外とバイクが残っているので、ちょいテンションアップ!
先に行かれたトライアスロンクラブの仲間を追いかけるべく、SYSTEMSIXで猛ダッシュ!
スイムもランも自信が無い自分、「バイクでとにかくがんばるしかない!」とペースを上げます。
結論、SYSTEMSIX、凄いです・・・スピードが落ちません・・・平均30キロ後半を維持しつつ、前のライダーを追いかけ続けます。
もちろんランも残っているのですが、とにかく頑張りどころはここだと、一心不乱にペダルを踏み込む。
途中で脚が攣りそうになり、心拍もかなりキツくなってきますが、「昔のMTB XCレースに比べたら、これくらいの苦しさなんて!」と気合を入れ、バイクパート終了。
バイク:1:07:56
どうやら、バイクパートは全体で1位か2位だったみたいです。これもSYSTEMSIXのおかげです!
さてさて、バイクパートで気合を入れたおかげで、ランへのトランジット時は総合で4位くらいの場所に!
「何とかランを持ちこたえれば、表彰台も狙える!」
と気合を入れて走り出すと、意外や意外、キロ4分30秒くらいのペースで刻めるではないですか!
「おお!これは、これは・・・もしや・・・!」
と思った瞬間、残り2周回でキました。両足の想像を絶する痙攣タイム!!!
もう、一踏みするごとに脚の筋肉に激痛が・・・一気にキロ6分40秒くらいのペースに落ち込み、バッサバッサと抜かれていきます。
抜かれたランナーを追いかける気力もなく、ただひたすら痛みに耐える4kmを終え、どうにか倒れこむようにゴールへ。
ラン:53:12
いやぁ・・・バイクがどんなに速くっても、最終的にまとめきれなければ何の意味も無いのが複合競技であるトライアスロンの奥深さ。
日頃やっていないことは絶対に本番ではできませんね。まさに人生、仕事と一緒!本当に考えさせられます。
他者と競い合うレースでありながら、本当の敵は自分自身でした。やっぱり、トライアスロンって本当に面白いです。
そんなことが再確認できた2年ぶりの赤穂トライアスロン。来シーズンに向けて、また、意識を改める機会になった、とても有意義な大会でした。
と、いうことで!ストラーダトライアスロンクラブ、ストラーダライダーズの皆さんを巻き込みつつ、トライアスロン練習会などを「自分の為に」イベントとして開催していきます!皆さん、覚悟してくださいね!(笑)
こんなに苦しいけど、こんなに楽しい。自分自身と向き合えるこの素晴らしい競技を、もっともっと多くの方と楽しみたいと思った一日でした。さぁ、みんなでトライアスロンにチャレンジしましょう!!