京都店:東海道五十三次を自転車で走破!<四日目>
四日目は昨日の遅れを取り戻すために朝4時に起き、5時に出立しました。
岡崎の市内を抜ける頃にようやく日の出。台風一過からかとても清々しい朝でした。
日の出の街を快調に飛ばします。
天竜川を望む。私の影が映っている辺りが、江戸時代の渡しがあったところです。
<見付宿>一般家庭の前でしたが、本陣だった事を誇示されています。街道の道標が無くなって行くなか、ありがたいと思います。
<袋井宿>悪路に強いシナプスとはいえ、ドロドロのまま走っているのはかわいそう。ということで東海道の記念公園で管理人さんにお願いしてホースで洗車させていただきました。気分もスッキリ!
<掛川宿>ここも城下町。例のカクカクとした道が続きます。
この重厚なモニュメントが静岡県内にずっとありました。隣宿までの距離も昔の単位で書いてあり、旅人気分を盛り上げてくれます!静岡バンザイ!
<日坂宿>激坂が続きます。。。かなりきつい坂です。
朝日に照らされるシナプス。すっかり手足になりました。
滋賀にもお茶畑は多く馴染みある風景ですね。和みます。
いくらシナプスでもこれは走れません。パリ〜ルーベのアランベール以上のガタガタ。バイクが壊れます。
<金谷宿>この石畳を降りるとようやく大井川。
箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川。ということで素足で入ってみました・・・足の裏が痛すぎて無理・・・
この川が増水すると一週間ほど足止めになったそうです・・・広いですからね。
<島田宿>川を渡ろうとすると一人のサイクリストが来られました。ホノルルセンチュリーライドJALパックツアーでご一緒させていただいた戸田様です。ずっとお待ちいただいていいたようです。ありがとうございます!
<藤枝・岡部宿>ここから本日2つめの峠の宿場町です。
難所の宇津ノ谷峠です。古地図のまま来ると明治時代のトンネルを行く事に・・・迷いました。
ようやく見つけた江戸時代そのままの道。これが旧街道だ!?
ふもとまで下って東海道であることを確認、国道との交差まで戻って再度上り始めます。完全トレースが目的なので当然です。
獣道のような峠を探し出し歩いて下山。
昔の情緒漂う宇津ノ谷峠の街並み
<鞠子宿>歌川広重の浮世絵に出てくる「とろろ飯屋」の丁字屋がいまも営業をしています。おいしいです。
<府中宿>いまの静岡市内です。前職で静岡県担当だったころ、毎週のようにここに来て営業して飲んでいました。懐かしい。
<江尻宿>川にかかる橋の欄干が江戸時代風だったので・・・
<興津宿>今日は長い旅です。ついにGARMINの電池が切れました。慌ててサブバッテリーを接続。
薩埵峠。浮世絵で有名なこの峠も今日は曇っていて富士山は見えません。
<由比宿>桜えびで有名なこの宿場町はとても情緒ある宿場です。旧街道、国道一号、名神高速が寄り添うように走っています。
<蒲原宿>いよいよ日暮れが迫ってきました。
なんだこれはっ!?発電所の水を流すパイプです。
<吉原宿>辺りは真っ暗。GARMINの地図だけが頼りです。昔の旅人は4時ぐらいに投宿したようですが、やはり暗いと危ないので現代の旧街道旅も早めに宿に入った方がいいですよね・・・景色も見えずつまらないです。
<原宿>さがせば遺物はあるだろうに、真っ暗ですから何も見つけられずでした。
<沼津宿>ようやく本日の宿に着きました。
旧街道は通常の道の3分の1ほどしか速度が出せません。14時間近く乗っていました。かなり疲れていたので夕食を豪華に。生シラス。最高です!