ストア情報
【イチオシ!】カンパニョーロ電子システム「EPS」展示機入荷!
話題の「カンパニョーロ・電子システムEPSスーパーレコード」の展示用実機が遂に入荷して参りました。
20年近く前からツールドフランスなどで実戦テストを重ねてきましたが、製品化はマヴィック、シマノに先を越されていました。ですが遂に満を持しての発売です。
このEPS、講習会で実際にシフト調整をさせてもらったときの感覚が余りに良く、カンパニョーロらしい有機的なシフトタッチにイタリアっぽさを感じました。。フェラーリやアルファロメオがエキゾーストノートやシートの振動などをチューンしているように、このカンパニョーロEPSも、シフトレバーのフィーリングにかなり研究をしたそうで、実際に触ってみるとしっかりとしたクリック感とはっきりとしたプレスフィーリングがずっと指先に残るようです。そのあたり官能的なイタリア製品といったところです。実際の機能もすばらしく、考え尽くされたシステムになっています。走行しながらの微調整も可能、インジケーターのカラーでさまざまな調整状態を示してくれます。安全設計も随所に施されており、防水防塵のシステムも完璧。また万が一の落車でディレイラー側をヒットしても、パンタグラフ部分が自動的に外れるようになっており、中のメカニズムを守るようになっています。そしていよいよ電子システムが動かなくなったとしても、任意のギアで固定しつつ走っていける機能(ライド・バックシステム)までもが備わっています。この辺りも長年実戦で鍛えられたカンパニョーロだからこそ生まれたアイデアだと思います。バッテリーの持ちも長いらしくフル充電で3ヶ月の走行が可能、継ぎ足し充電も可能なようです。気になるお値段ですが、コンポーネント一式で55万円程度と、なかなかに高額ですが、世界最高峰の11速電子システムですからね。パッケージには上記写真の他にBB部分の新設計のアウターカップ、ブレーキワイヤー一式がセットになります。