STRADABICYCLES -ストラーダバイシクルズ-

イージーライド

[WARP RIDE(ワープライド)]-彦根夜景ライド編- [スタッフ松岡レポート]

あの頃に”ワープ”できちゃうかも?!
「旅のエキスパート」スタッフ松岡がご案内する「ワープライド」
車やオートバイのスピードでは見落としてしまうような裏路地や、自転車でしか行けない脇道を通って”お散歩ライド”してみませんか?
住宅街の中やいつも通っている道のすぐ横など、”地元”でも気づかないような素敵な道があるかもしれません。
そんな「自転車だから行ける道」をゆっくりポタリングすれば・・・
「こんなところに出るの!?」
というワープ体験ができちゃうのも自転車の楽しみ方の一つ。

と、言う事で今回は秋の夜長の夜景ライドに行ってきました。
去る10/13、彦根店にて初のWARP かつNight Ride を開催いたしました。集合時間には二名がご参加、簡単な説明ののちゆっくりとスタートです。夕暮れ濃くなってきた金亀公園のお堀沿いを「ここはもともと琵琶湖の内湖でそれをお堀に利用して・・」と豆知識を披露しつつ入念な下見にも関わらず予想以上の暗さに道を間違えたり、お昼間は風情のある細道も自分のライトのみが頼りの肝試しのような道になっていたり。
それでも昼間とは表情の違う街並みにキョロキョロしながら信号待ちでおしゃべりしたり、静かな住宅街を滑るように無音で走ったり。ポツポツと灯る遠くの明かりを見ながら自分のタイヤとアスファルトの擦れる音ともいえない音を聞きながら走っていると真夜中のような、グループで走っているのに一人のようでもある不思議な感覚です。
お城を一周し、商店街の裏道や少しディープなエリアを通過、彦根店の前に差し掛かったときにお客様がさらに2名合流。再度簡単に説明ののち佐和山に向かいます。本当は龍潭寺のあるほうに登ろうかと思ったのですがあまりの暗さにヘコタレました。そもそも夜に入山出来るのか?総勢5人なのに山頂に着いたら6人になってないか?などと他愛のないことを話しながら佐和山へ。エイヤ!と坂を登りきり視界の開けた夜景スポットに到着。一息ついて記念撮影。
ここで怪現象発生。モードを切り替えても僕のカメラのフラッシュが光りません。おかしいなぁ。近くの佐和山トンネルには「出る」情報もあったりしてもしやもしや。

ご参加のお客様のカメラもストロボ光らず・・怪奇、そしてブレました

色んな意味で涼しくなりながら少年のようにワァワァとバイクにまたがりすっかり更けた夜の冷気の中を一気に駆け下りて店への帰路につきました。ほんの10キロ足らずのライドでしたがいつもと違う街の雰囲気を楽しんで頂けたかと思います。次回開催の折にはまた違うコースを探しておきますので皆さんお楽しみに。

付記 ・商店街で酒屋さんのカウンターに集う昔ながらの立ち飲み(角打ち)を見つけました。暗い中に温かい光の灯る店内の様子がとても楽しそうで、夜だからこそ見つけることのできた人の営みや彦根の息づかいを感じる光景でした。

LINEで送る
メールで送る