冬が待ち遠しくなる一台。CANNONDALE CAAD X TIAGRA
「アルミフレームの神=CAAD12」を産み出した、キャノンデールが自信を持って放つアルミフレームの本格派シクロクロスマシーン、それが「CAAD X」です。
今や冬の風物詩としてすっかり定着した”シクロクロス”
元々はロードレーサーが冬場のトレーニングに始めたのがきっかけですが、今や関西シクロクロスを中心に、気軽に楽しめる冬場のアソビとして多くの方が楽しんでおられます。
彦根店店長のヤマモトも昔はトップカテゴリーC1、そして今ではマスタークラスの最高峰CM1で走っていますが、その魅力にヤラれた一人(笑)
そんなヤマモトが、お客さん時代に購入したのが、キャノンデールのアルミモデルだったのです。懐かしい!
アルミフレームに対して絶対的な自信を持つキャノンデール。
そんなキャノンデールが長年の経験から作り出した本格派のシクロクロスバイクが「CAAD X TIAGRA」です。
CAAD X TIAGRA(税込価格:145,800円)
何よりもしっかりと「シクロクロスレース」での使用を考え抜かれたフレームワーク。
例えば前三角部分は「担ぎ」の際に肩への負担を防ぐようワイヤーをフレーム内蔵するだけでなく、フレームの形状も工夫しています。
細かい所ですが驚いたのが、リアのブリッジが排除されている事。
オフロードを高負荷で走り続ける事によって、どうしても腰への負担が大きくなるのがシクロクロスレースの特徴。
そんな時、後輪からの衝撃をいかに緩和させるのかが重要なのですが、その答えがブリッジの排除なのでしょう。これにより、しなやかな後ろ三角を実現し、後輪から伝わる衝撃を大幅に緩和。
確かにロングライドや高速巡航などではデメリットもありますが、シクロクロスレースに限って言えばむしろ理想とも言えます。これは・・・本気のバイクです!
こだわり抜いたフレームセットに対し、コンポーネントはTIAGRAでコストダウン。
正直なところ、本格的にレースに取り組むならば油圧ブレーキへの交換をお薦めしますが、「とりあえずレースに出てみたい」という方ならば問題無いレベル。
本格的にレースへ取り組みたくなったら油圧ブレーキへとグレードアップするのも一つの方法ですね。
「アルミのキャノンデール」が考え得るテクノロジーを注ぎ込んだ本格的なレース用フレームを採用しつつ、パーツ構成でコストパフォーマンスを追求した一台。
冬の到来が楽しみになる。そんな喜びを与えてくれる一台が登場しました。