登りを愛するライダーに贈る、750gの超軽量ヒルクライムバイク!塗装重量にまで拘ったORCA M20i LTD
ブエルタをはじめレースが非常に盛んな、スペインはバスク地方に拠点を構える「ORBEA(オルベア)」
スペイン本国での自社製造の強みを最大限活かした、アップチャージなく利用できるカラーオーダー「MyO」や歴史に裏打ちされた高い製造技術は、世界中のライダーから注目を集めています。
そんなオルベアから、昨年夏にフルモデルチェンジしたばかりの、新型ORCA(オルカ)の最高峰モデルOMXグレードのアルテグラDi2完成車が初入荷しました!
ORBEA ORCA M20i LTD(税込価格 1,075,800円)
縦方向に非常に薄く成形されたトップチューブがまずは目に入ります。鋭くエッジの効いた扁平トップチューブは、横に振りやすく、この上ない軽快さに繋がります。
振動吸収、ねじれ剛性の高さに貢献しつつ重心は低く、ダンシングの軽快さではこれに勝るものは少ないでしょう。カーボンが透ける、ワインレッドのペイントがセクシーですよ。
OMXグレードは、750g(53サイズ)の超軽量。塗装プロセスまで徹底的にコントロールすることで塗装重量は約15gとのこと。自社製造の強みがここでも活きます。
シートクランプは後ろから押すタイプで、最小限かつエアロに配慮。多くのエアロロードに見られるウイングと軽量バイクらしい極細シートステーを自然にミックスした形状は、機能美の結晶と言っても過言ではありません。
ワイヤーを完全内装し、エアロに配慮したヘッドセット。大口径な1-1/2インチのヘッドサイズ+真円のフォークコラムは、特に剛性を重視するオルベアらしい選択ですね。
フォーク左肩にはアクセントのストライプ。妖艶な塗装を引き立てるアクセントになっていて、高級感がさらにアップしています。
自社ブランドOQUO(オークオ)ホイールの最軽量モデル「RP35LTD」は35mmハイトのセミディープリムながら前後でたったの1370g。かなり軽量かつエアロなリムは、内幅21mmのミニフックと、トレンドをしっかりと押さえていて自由にタイヤを選択できます。ZIPPの最高グレードのハブ、SAPIM CX-RAYの組み合わせで、平地も山岳も死角のない走りに貢献します。
純正タイヤには当店でもイチオシのVittoria CORSA PRO(13,900円)の28cが付属。素晴らしい乗り心地と、転がり、グリップ、パンク耐性の高バランスが特徴で、本当にオススメの良いタイヤです。
190gながら剛性の高い超軽量カーボンハンドルや、高いメンテナンス性と軽量、エアロを兼ね備えるステムなど、自社製パーツの出来も素晴らしいです。
バーテープは、お客様にも愛用者の多いリザードスキンズが付属。
コンポーネントはSHIMANO ULTEGRA Di2で統一されています。DURA-ACEとULTEGRAだけが有するブラケット先端のスイッチは、ヒルクライムや巡行時に大活躍。変速、ブレーキタッチも非常に快適です。
この状態で、重量は7.22kgでした。アルテグラということもあり、軽量化の余地を多分に残しているので、簡単に6.8kg以下を達成できます。(同じフレーム・ホイール・ハンドルなどを使用したORCA M10iLTDは55サイズで6.63kg)。
例えば、タイヤ・チューブ・サドルを変更するだけでも簡単に6.8kg以下になりますので、10万円を追加せずとも6.8kgバイクを組み上げることが可能になります。しかも、アップチャージなくカラーオーダー可能です!
ヒルクライマーにとっては、コストパフォーマンス面でも最上級な高剛性・超軽量ヒルクライムバイク。
登りを愛し個性的なバイクを求める方にとって、素晴らしい選択となるでしょう。