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入荷

クラスを超えた最先端モデル。NEW EMONDA SL5

先日、発表された新型 EMONDAの中でも特に反響の大きかった「EMONDA SL」を、改めて詳しくご紹介いたします。

トップモデル、EMONDA SLRのテクノロジーを全て踏襲しつつ、アッセンブルするコンポーネントやパーツを見直す事でコストパフォーマンスを高めた一台。価格もフルカーボンバイクとしては決して高価過ぎず、これからスポーツバイクをはじめる方にも手が届くモデルと言えるのはないでしょうか。

EMONDA SL5(税込価格:280,000円)

前代モデルとの大きな違いはやはりエアロダイナミクスを全面的に追求したところ。
1馬力という限られた人力を最大限活かすにはエアロダイナミクスの能力は、現代のスポーツバイクにおいて必要不可欠。

EMONDAではエアロロードバイクMADONEのテクノロジーを採用し、ハンドル回りのすべてのワイヤーが内装される事になりました。
MADONEと全く同じコラムスペーサーを採用しつつ、いわゆる普通のハンドル、ステムを使用する事ができますので、後々のポジション調整やパーツ変更にも柔軟に対応しています。

ハンドルの切れ角はある程度制限されていますが、ライディングには全く支障がないレベル。こんなふうに隠れた遊び心も楽しいですね。
MADONEの初期ロットではハンドルを思いっきり切るとフォークがフレームに干渉する事がありましたが・・・もちろんこれらの問題はスッキリ対応しています。

ライディングポジションからハンドル部を見ると、ほとんどワイヤーは見えない状態。
ワイヤーの出方も自然ですので、ドロップハンドルの上部分を握っても違和感はまったくありません。

エアロダイナミクスと美しさを両立させつつ、MADONE、DOMANEで培ったテクノロジーを進化させた、現時点で考えられる最良のワイヤリングではないでしょうか。

ボトムブラケットはDOMANEから採用された「T47規格」を使用。いわゆるネジ式でねじ込んで装着する形は、とかく”音鳴り”や”水の侵入”が課題となっていたプレスフィット型BBの問題点をクリアしてくれる頼もしい存在。

ライダーが全体重を載せるクランクからBBにかけてのフレームボリュームも非常に大きく、ペダリングパワーがそのまま推進力に変わる優れた伝達性を持っています。

コンポーネントはこの価格帯での定番ともいえるシマノ105をフルセットでインストール。
価格を抑える為、一部のパーツを”105互換”にすることなく、すべてを統一しているのは好感が持てるポイントです。

スプロケットの端数は「11-30T」、フロントの「50-34T」と相まって、あらゆるヒルクライムで活躍してくれるギア比構成です。

トレックお得意のセンサー内蔵「Duo Trap S」は今回ももちろん健在。昨今ではGARMINのセンサーを用いる方も多いのですが、軽量かつコンパクトという点ではまだまだアドバンテージがあるアイテムです。

サドルはどんなライダーにもフィットする定番デザインのMONTROSEを採用。

トレック独自のシートマストはアルミ製を使用し、これによりコストダウンを図っています。個人的にはさらなる軽量化を目指すなら、シートマストをカーボン製(約1万7千円)に交換するのもアリですね。

コストパフォーマンスを追求するが故にどうしてもコストダウンしなければいけない箇所がホイール。
いわゆる廉価版モデルという位置づけの「Affinity」をインストールしていますが、やはり重さを感じられる部分でもありますね。

しかし、逆に言うとホイールさえ変えてしまえば、上級グレードのバイクをも”食える”ほどの性能を有しているとも言えますので、これは成長ポイントともいえるでしょう。

ちなみに7月19日までの限定フェアー「EMONDA ALL-NEW FAIR」では、この「Affinity」ホイールを高価下取するキャンペーンも行っております。是非、ご活用くださいね(笑)

最後に記載すべきは、やはりカーボンの素材。
「カーボンのトレック」と呼ばれるほど優れた製造技術を有するトレックが誇る「OCLV(Optimum Compaction Low Void=超高密度圧縮、低空隙)」カーボンをもちろん採用。
特許を取得したカーボン製造技術である「OCLV」の中でも、このEMONDA SLシリーズでは”硬すぎず、ロングライドにも最適で、かつ、レースにも対応できる”という懐の広い硬さ・柔らかさを実現した「OCLV 500」を採用しています。

それはつまり、これからスポーツバイクをはじめる方はもちろん、快適性を活かしたロングライド志向の方、そして、ホイールをアップグレードする事により本格的なレースでも活躍したいシリアスレーサーまで、あらゆるサイクリストのニーズを満たしてくれる事を意味します。

エアロロードモデル、MADONEで培われたKVFと呼ばれるエアロダイナミクスのチューブ形状を採用しつつ、ヒルクライムやロングライドを含めたあらゆるニーズに応えるオールマイティな性格をもった、第三世代 EMONDA。

過度なエアロダイナミクスではないため、ホイールが厚みのあるディープホイールでなくとも見た目が良いというのも個人的なポイントだったりしますね。

これだけ最先端のテクノロジーを含みつつ、メーカー公表値「9.15kg(56サイズ)」という軽さをたたき出したEMONDA SL5。
ホイールやシートマスト、ハンドルなどをカスタマイズしていけば、トップモデルSLRの「6.8kg」まで近づける、成長する可能性を秘めたモデル。

カラーリングは「Carbon Blue Smoke/Metallic Blue」と「Quicksilver/Brushed Chrome」という個性的な2カラー。ストラーダバイシクルズでは2021年の”推しモデル”として、常時店頭にて展示しております。

是非、その力強さと軽さ、美しさをあなた自身でお確かめください。

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