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スタッフタイム

IRONMAN70.3セントレア知多半島ジャパンレポート

レアキャラと呼ばれて久しいオーナーの井上です。
ご存知ない方も多いかもしれませんが一応社内で仕事をしております(笑)

さて2年ぶりにトライアスロンに出場してきましたのでご報告を・・・。
自転車の「コト売り」ビジネスを立ち上げ東奔西走していること約2年。その間身体の方はさらに劣化が進み、「本当にトライアスロンなんかやってたの?」というぐらい体重MAX(前もそうでしたが、それ以上に育っています。。。)、血圧MAXの状態。
ドクターストップもかかっていたのでアイアンマン・メリーランド大会を最後に、この2年間は全くレースに出ていなかったのですが、今年に入り少しずつ血圧も良化してきたのでテスト的にレースに出場してみました。
選んだのは「アイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパン」。もう何度も出場していて勝手がわかる大会だったので、リハビリ兼ねての参加には最適と判断したわけです。

さあエントリーしたは良いものの、相変わらず仕事は多忙だし、体重は去年より5キログラムも増えているし、猫にゴハンあげないといけないし(関係ないか)、さらには血圧が戻りつつあるとは言え(心的要因によるものらしいです)スイム中は血圧が上昇傾向になりがちなので、かなりペースを落とすことがマスト。
まあ誰も期待もしていないのだからスローで完走を目指すということなので気は楽ですが(笑)

準備もそこそこにレースウィークを迎えました。愛車のCEEPO VIPER スペシャルカラーの準備をしたのは移動前日・・・・。まあこんなものでしょう。
会場入りしてからは、初めてハーフに参加されるお客様やチームメイトの皆さんのケアをすることで、全く落ち着いた気持ちで過ごすことができました。お客様の緊張をほぐす役割を果たしていると、なぜか自分自身もリラックスしてくるんです。不思議なものですが昔からそうなんです。

T1、T2の準備、バイクチェックインなど前日のミッションを淡々とこなし、早めに就寝。トライアスロンをやってきた中で、これまでにないほど良く眠れました。単純に仕事疲れなのかな?翌朝もスッキリ起床。毎回こういうメンタルでレースできるといいですよね。

さてレースはウェーブ形式でスタートするアイアンマンのハーフレース。狭隘な道も多いので第1ウェーブと女子の最後までは3時間ぐらい(!)の時間差。私も9:00AMスタートということで毎回ではありますがかなり時間を感じる大会ではあります。

代わりにスタート前に緊張されているお客様のケアに回れるので、ショップの人間としてはこの時間はありがたいですね。初めてご参加いただいだM様(CEEPO SHADOWにてご参加)を始め皆さんと談笑しながらスタート時間を待ちます。
2年ぶりのレースですが、かなりリラックスしてスタート時間を迎えました。

雨が降り始めてきました。予想通り今日は雨天でのレース。

9:00きっかりにスタート!この段になってようやく緊張。1.9kmのスイムが無事に泳げるか、血圧が上昇してしまわないか、心配になってきました。もちろんドクターからOKももらっているし投薬でケアしているから大丈夫なのですが、でもやっぱり心配。
しかし今回はスイムの途中に一度上陸をするコース設定です。そのため陸上で体調を確認することができます。これはありがたい。陸上でおかしいと感じたらスパッと止めようと考えていました。しかし実際に上陸してみると問題はなさそうで、そのまま続けることにしました。
高血圧のためプッシュは全く出来ないですが、潮の流れもあり、その後は順調に泳ぎ、終わってみれば割とすんなりとスイムパートが終了。一番心配していたスイムをクリアできてホッと安心しました。

最近髪の毛(地毛)が増えたので、トランジションでキャップをとっても怖くない!(笑)、まあどうでもいい話ですが〜。トランジットも終えバイクへ移行。あとはゆっくり行ってもゴールはできると確信。

バイクパートに入ると雨も本格的に。バイザー型のヘルメットを使用していましたが水滴で前が満足に見えないぐらい。でも気温も予想以上には寒く感じなかったので身体も順調に動き始め・・・ついついスピードアップ。トライアスロンではランのことを考えてバイクを走らないといけないのですが、あまりに久々のレースだったためペースが掴めず、気持ち良さに任せてドンドンとペダルを回して行ってしまいました。
オーバーペースになる前にアベレージ速度を落とすようにしましたが、それでもT1付近になると観客も多く踏み気味に・・・。バイクパートは3時間は切れそうなぐらいで進めたので、ランは歩いてもいいからバイクはもうちょっとペースアップしようと思い、周回コースを過ぎてもドンドンと踏んでいきましたが、これが大きな間違い。

途中どうしてもトイレに行きたくなり、我慢できずにバイク終了10キロ手前でトイレに駆け込んだのですが、出てきてバイクにまたがってみると・・・「あれ?」全然力が入りません。血圧でも心拍でもなくペダルが単純に回せない感じ。コンピューターは時速16キロメートルとか示しているし・・・。まあ練習不足と冷えですね・・・。単純に。抜いてきた人には抜かれたくない心理が働き、なんとかもがいて身体を温め、バイクラスト1キロメートルでようやくまた回るようになりT2へ。

でもバイクでそんな状態じゃ終わってますよね・・・・。トランジションを終え走り出してすぐに足が攣り始め、1キロも行かないうちにどうしようも無くなりました。まあこれも全ては練習不足だからですね。
とにかくキロ7分かかってでも歩かずに行こうと心に決め進んでいくものの、このコースの名物、登りセクションが登場。これにはどうしても抗しきれず歩くことに・・・・。一度歩くとあとはズルズルと・・・・エイドで歩き、登りで歩き、海岸線に出るまでは本当に這う這うの体でした。海岸線に出てからは少しジョグペースで続けて走れるようになりましたが、デブった身体と練習不足でキロ6分40秒ほど。

それでも2年ぶりにレースに出られたことや、ボランティアの皆さんの大きな声援で嬉しくて満足感を感じながらゴールを迎えました。こんな状態なのに完走させいてくれた神様ありがとうございます!

ゴール前では観客の皆さんとハイタッチ。

ペースも内容も下の下のレベルではありましたが、なんとか完走をすることができました。

完走者に敗者はいないのがトライアスロン。終わってみればやっぱり楽しさが込み上げてくるのがトライアスロン。

久々のトライアスロン、やっぱり続けていきたいですね!!
年末にはやっぱりフルディスタンスへ復帰しようかな???

 

 

 

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