STRADABICYCLES -ストラーダバイシクルズ-

スタッフタイム

とある休日のグラベルライド![スタッフ田中]

スタッフ田中です!

4月9日の「伊吹山ドライブウェイヒルクライム」に4年ぶりに出場することになり、トレーニングもいよいよ大詰めといったところ。

前回は声が出ないぐらいにのどを痛めた状態で出場する羽目になったので、体調に気を付けつつベストを尽くしたいと思います!


さて、そんなトレーニングの合間に、リカバリーと気分転換の一環として行っている遊びがあります。

近年、当店でも一大ブームが巻き起こっている「グラベルライド」です!

近場で砂利道などをウロウロすることはしばしばあったのですが、先日、初めてガッツリとグラベルライドを愛車の「MULLER BMJ」で楽しんできました!

場所は、お店から約15kmほどのところにある、とある林道。

未舗装区間のみを楽しむならMTBもアリですが、自走ではアプローチがしんどい・・・。でも、グラベルロードならストレスなく自走で行けます!

林道に入ってからも舗装された区間がところどころあるものの、8割は未舗装でした。

げんこつ大の大きな石がところどころにあるので、ライン取りを考えて避けながら走ります。ラインを間違えるとハンドルが取られて転びそうになったり、パンクしたりするので、ある程度集中して走る必要がありますね。

ロードでは味わえない感覚で、これがまた楽しいんです。MTBならもっと簡単だと思いますが、この不自由さもグラベルロードで走る楽しみの一つだと個人的には思います。数カ所、走行が困難な区間がありましたので、そこは無理せず押して歩きました。(今回は700×35cのタイヤを使用したので、もっと太くすると難易度は下がるでしょう)

数回の休憩を挟みながら1時間かけてジワジワと登り、ついに山頂付近!最近は暖かい日が続いているにも関わらず日陰は肌寒く、残雪があって山奥に来た~!って感じがしましたね。

大変天気が良く、山頂からの展望はもう最高でした!多賀・彦根方面の山々を見下ろすことが出来ます。標高は約780m(獲得標高は450m程度)です。

そして、登った後にはお待ちかねのダウンヒル!急な箇所はほとんどないので、スピードは最高でも50km/h程度ですが、それでもグラベルではすっごくスリリング。地面に目を凝らし、岩を避けながら駆け抜ける。ちょっと空気圧が高かったようで、荒れた区間では少し腕が疲れました。タイヤをもう少し太くするか、空気圧を0.2-0.3Barぐらい下げても良いかな、など考えながら楽しんでいる内に、下りは20分ちょっとぐらいで終わってしまいました。

登りと同様に下りもMTBならかなりイージーだと思うので、逆に物足りなさを感じてしまうかも。MTBほど走破性がない分、よりバイクコントロールが重要となる、グラベルロード“だからこそ”の楽しさに触れることが出来た気がします。

そして、自走でも様々なグラベルにアプローチ出来るフットワークの軽さ、自由さはグラベルロード“だからこそ”の利点ですね。

ライドの度に装備や空気圧設定を考えるのが楽しくなりそう!

そんなグラベルライドの魅力を再確認した、とある休日のライド日記でした。

この記事を書いたスタッフ

HIROKI TANAKA
彦根店 店長 田中 宏樹
明るく朗らかな性格で常に元気に仕事をしているフロアスタッフ。
各メーカーのジオメトリーやサイズ、規格などに精通しており、それを諳んじるぐらいに記憶している。
元陸上部だったこともあり、高い心肺機能を有していることから、ヒルクライムのホビーレースで上位に食い込む実力がある。
とにかく時間があれば自転車に乗っている自称・他称「自転車バカ」。
イベントでは初めての方が安心して乗り出すための「デビューライド」や「モーニングライド」、
また平日休日問わずに行われる「トレーニングライド」など多岐にわたる。
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