MAVICのチューブレスタイヤでパンク!![スタッフ上野]
たくさんの方にご指示をいただいている「MAVIC UST TUBELESS」
チューブを取り除く事により「軽く」、「乗り心地が良く」、その振動吸収性はクリンチャーを遥かに超えています。
これだけ書くと良い事づくめですが、スタッフ上野が気になっていたのは、パンクした時にどうなるか?でした。
スタッフ上野はCOSMIC ELITE USTを使用しており、空気圧を保持する為にシーラント剤を注入しております。シーラント剤とは白い液体になり、チューブレスには無くてはならない物になります。
タイヤに傷がついたり穴が空いた時、該当箇所をシーラントが「埋めて」くれる為、パンクをしなくなります。
釘や尖った石など、深く踏んでしまった場合は、さすがに無理かもしれませんが、小さな傷や穴であれば、パンク予防の効果は高くなります。
パンクしないかなぁと思いながら(パンクを切望する方はいないと思いますが)、ある、通勤途中に、遂にパンクしちゃいました!!
パンクをして、内心、ガッツポーズ!!そしてパンク箇所の動向を注意深く観察していました。
考えてみれば、チューブの場合は、空気が抜ける箇所は(チューブに穴が空いてなければ)空気を入れるバルブの小さな穴だけになりますが、チューブレスタイヤの場合、ホイールとタイヤの接合面全てが空気が抜ける箇所になります。
シーラント剤を入れておくと、このスローパンクの防止にもなるようです。
チューブレスタイヤは、ゆっっっっくりと空気が抜けていき「スローパンク」になりやすく、この時もまさにその状態でした。
シーラント剤がパンク箇所から勢い良く吹き出し、1分くらい経つとその吹き出しが少なくなり、空気の抜けが無くなりました。
結果的に1気圧の減りでおさまり、パンク修理をする事なく、すぐに走り出す事が出来ました。
指定空気圧は最低5気圧、最高7気圧になるので、乗るシチュエーションによって、様々に空気圧を変える事が可能です。
例えば、ビワイチなどのロングライドの場合は5気圧で、乗り心地重視にし、速く走りたい時は7気圧など、空気圧を使い分ける事により、一つのホイールでバリエーション豊かに使用できるのもチューブレスのポイントですね。
スタッフ愛用率も高い「MAVIC UST TUBELESS」
気になる方はお気軽にスタッフまでお聞きくださいね。
この記事を書いたスタッフ
統括店長という職責からスタッフ間の調整役としての役割りが多い。
元アパレル業界での経験を活かし、サイクルウェアの着こなしやレイヤーのアドバイスもできる。
メカに対する探究心も深く、テックパートの責任者としても日夜研究を続けている。
ロードレース、とりわけ日本のJプロツアーのレースがとにかく好き。
自身もホビーレースで勝利することが目標。